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チベットショップ奮闘記

自由ヶ丘でチベットに関するグッズを売るお店マニマニを経営する店長とスタッフ達の奮闘記。 日々の出来事、お店の最新情報、旅のエピソード、 チベット周辺に関わる情報交換などなど

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my name is Khan

以前書いたインド映画「my name is KHAN」について。

DVD購入してから4度見た。
その都度感動するが、流石に冷静に分析出来るようになった。

まず、これはインドの大ヒットメーカーの監督が
インド人なら知らない人はいない、というNo,1俳優
シャールク・カーンとカジョールを起用して作られた。

私もこの3人のよる映画をほかにも何本か見ている。
従来の映画は歌と踊り、豪華なセットが欠かせない
恋愛映画がほとんどである。

DVD特典についていたインタビューによると
あえて監督は得意な歌と踊りのシーンをこの映画では
封印し、むしろ今までのインド映画ではない
手法で作ったということ。

その手法は米国映画を見飽きるほどに見てきた
者にとって逆に新鮮味を失わせているが、
この映画の場合、テーマ上それは正解だったと思う。

9.11以後、ムスリムというだけで攻撃の対象とされた
苦悩は米国を舞台にするのが一番わかりやすい。
冒頭の主人公の少年時代を除けばすべて米国が舞台になっている。

テーマは不変である、最後に主人公の妻を演じるカジョールが言う、
「私の憎しみでできなかったことを,khanは愛と慈悲でなしとげた」
また、少年時代に自閉症の息子に母は教える
「ヒンディもイスラムも関係ない。人は2種類にわけられる、
善い行いをする人と、悪い行いをする人。
あなたは善い行いをしないさい」

非常にストレートに描かれている。
前にも書いたが、これはインド人が作ったからこそ、
テレなく、感動できた(少なくとも私の場合)

どうしてなのか、と自分に問うて見ると
私の多くはないインド経験でも、教育のあるなし、
地位やお金のあるなしに関わらず、真実を知り、実践している
人々がいる。 私は旅先でそういう人にあってこなかったか?

相手が誰であろうと、自分の中の揺らぐことのない
真理をきちんと伝えることのできる、美しい瞳を私は
見てきたではないか?

そういった力がインドにはある。

今も世界で起こっている変化の答えはこの映画の中にある。
「愛と慈悲」である。
肩書で人を差別せずに、憎しみではなく
愛と慈悲によらなければ、世界は善い方向に向かわない。

それは、何千年も前に人類は知っている事だとも思う。
なのに、なぜこうも世界は争うことを止めないのか?

それは一人一人の中にある「煩悩という欲」のせいなのだろうか?

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シャールクの演技が素晴らしい。
今までのかっこよく、セクシーというのでは全くない
自閉症という役を、それゆえにピュアな心の持ち主と
いう役を非常に説得力ある演技で支えている。
今年でたぶん45歳ぐらいななずだが、シャールクには
いつもフレシュさがある。

カジョールにしても、美しくて生き生きとしている
部分は変わらないが、理不尽に自分の愛する息子を
失った母の苦悩をよく表現している。

そしてインド映画は音楽の使い方がうまい。
インド独特の旋律にはとても心惹かれる。
映像美。悠久の旋律。

ああ、これにインドの大地がもっと多く映れば
パーフェクト!

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